口腔管理体制強化加算(「口管強」)施設基準取得サポートの事例
ミネルバ税理士法人は、歯科コンサルタントである大城正和様(株式会社ブレインジャパン 代表取締役)と連携し、2024年から新たに始まった「口管強」の施設基準取得支援を、東京都渋谷区にある当社顧客の歯科医院に対して実施しました。
【大城様の支援内容】
(1)申請までに必要な算定項目の助言
過去1年間の歯科疾患の重症化予防に関する継続的管理の実績の洗い出し
- 歯周病安定期治療、歯周病重症化予防治療の実績の洗い出しと未達状況の整理
- 根面う蝕管理料、エナメル質初期う蝕管理料の実績の洗い出しと未達状況の整理
- 小児口腔機能管理料など口腔機能管理の対象患者の洗い出しと算定の実務代行および現場スタッフへの助言、到達までの助言
(2)歯科訪問診療を実施する保健医療機関との連携体制の確保の実務支援
(3)地域の保険医療機関との連携実績の洗い出し
(4)必要な研修の受講助言
(5)緊急時の保健医療機関との連携体制の確保、介護・福祉施設等の連携状況の助言
(6)装置器具(AED、パルスオキシメーター、酸素供給装置、血圧計、救急蘇生セット、歯科用吸引装置)の新規導入の助言
(7)申請書類作成と申請代行
特に、(1)の③の算定実務支援と他実績状況チェックと未達項目の明確化により、必要な算定基準がいつ達成できるか、院長と一緒に目標設定を行いました。約3ヶ月の準備期間を経て、2月上旬に厚生局に申請することができました。
院長からは、「申請の実績整理や設備基準を自社の力だけでは達成できず、先送りせざるを得ない状況でしたが、スムースに申請でき、4月から点数を加算できる見込みで、売上純増が見通せました。」と高評価をいただいています。