ライフプラン
開業医の仕事や家庭の人生設計をお手伝いします!長期的な目標を立て、必要な資金をどのように獲得していくのかを考えるプログラム
歯科税理士東京Smileでは歯科医院に特化してサービスを提供し続ける中で、院長個人のライフプランに沿った計画書を一緒に作成できるようになりました。これは融資や開業のための事業計画書ではなく、院長先生個人の人生においてどのタイミングでどのぐらいのお金が必要なのか、そのためにはどのようなライフプランを立てる必要があるのかを一緒に考えさせて頂くものです。歯科業界に特化している税理士事務所だからこそ提供できるサービスです。
人生に必要な二つの資金の見える化
開業医は、勤務医と違い二つの必要資金を考える必要があります。医院経営に必要な資金と家庭人として必要な資金です。しかし、資金には色がついていません。仕事の資金は青色、家庭の資金は緑色などと分けて考えることはできません。では、二つ一緒にして、ドンブリ勘定で収入や支出を考えて良いかというと、それは危険です。残った所得はどう使おうが良いではな
いかと考えていらっしゃる方は少ないと思いますが、何となく混然一体としていて漠然と考えている方が多いのではないかと思います。
仕事と家庭の必要資金
- ユニットの入れ替えや増設
- マイクロスコープなど新たな機器の導入
- 医療技術の習得などスキルアップの費用
- 内装の修繕や設備の一新
- 移転や分院展開
- 長年勤めてくれたスタッフの退職金
また、家庭について考えると
- 住宅の購入など住み替え
- お子様の教育資金や結婚資金
- 老後の生活資金


ライフプランを概観する
自分と家族の夢や希望をイメージし、描くことから始めます。奥様やお子様ひとりひとりについて、
またご両親の老後のことも考え、10年先にどうなっているのかを考えることで、ご家族の暮らしの
変化を見える化することができます。更にご自身の仕事や人生における目標、家族と関わり合いに
関する目標などを明確化します。


実現のために必要な資金源である「医院経営」
次に、ライフプランを実現するためには、資金が必要になりますから、ご自身の収入源である「医院経営」に焦点をあてます。これが所謂「経営計画」となります。医院経営は直近の実績から考え、来期の計画を作ります。その際重要な点は、先ずはライフプラン実現のために、どの程度自由に使うことができるお金が必要なのかを先に考えることです。ライフプラン実現には大きな資金がいるものもありますので、単年度ではなく複数年度で稼ぎ出すことを前提として計画を作ります。
理想可処分所得と試算可処分所得を比較するのですが、理想に届かない場合などに対処するため、試算の出発点である2の売上や3の変動費を、強気、普通、弱気の3パターンで作成すると、単年度で頑張れるのか複数年かけて実現していくのかなどを検討する材料になります。これを向う3から5年程度作成するで、中期の目標を立案すします。
- 理想可処分所得を決めます。
- 売上(保険、自費、物販)をユニット単位で考え作成します。ユニット別で保険メインなのか、自費をメインとするのか、ユニットをどう活用する作成します。
- 原材料や委託費など売上原価などの変動費を設定します。直近実績から売上の内容や推移を加味し変動費を設定します。
- 人件費などの固定費を組織構成や経験値から導き出します。
- 3,4,5から医業利益を導き出します(2-3-4)。
- 医業利益から税金やローン返済などを引くことで可処分所得を試算します。
進捗フォローの重要性
計画を実行に移していくと、「できた」「できない」などの結果を確認し、できてない場合はその理由や原因を検討し、対策を考えることが重要です。PDCAを回していくことで、ライフプランを「絵に描いた餅」とせず、将来の夢や希望を現実化することが可能となります。


事業継承
事業承継の引継ぎ・開業相談もお任せください!ご状況に合わせて、事業承継のご相談から支援までトータルサポートいたします
歯科税理士東京Smileでは、事業承継の親子間での事業承継はもちろん。お客様のご要望に応じて事業承継のお手伝いをしています。
「子供が継いでくれるのだが、引き継ぐタイミングはいつが良いのだろう?」
「今のうちから設備投資しても問題ないのだろうか?」
「子供がいないので、第三者に引き継ぎたいのだが、金額はどれくらいになるのか?」
などなど、どんな小さなことでも構いませんのでお気軽にお問合せください。
進む世代交代
全国の診療所数の増減を見ると僅かながらの増加傾向にあります。その内訳を見てみると、ここ数年開設数は伸びていますが、廃止数も同じレベルで増加しており、結果として「僅かながらの増加傾向」となっています。このことから世代交代が急速に進んできていることが窺えます。歯科診療所だけを取ってみても同様な傾向にあります。歯科医師総数10万人のうち60歳以上が約2万5千人、50歳代も含めると5万2千人となり、歯科医師の半数以上を占めています。今後さらに加速して世代交代が起こることが予想されます。


後継者がいない魅力的なクリニック
ある閑静な住宅地にある歯科クリニックの事例です。院長先生の年齢は60歳代でまだまだ現役です。しかし、そろそろ引退を視野に入れ、ご相談の依頼がありました。クリニックを開けている時間は短く、一人一人に丁寧な診療されていますが、年間5千万円の売上と十分な利益をきちんと出されています。優秀な歯科衛生士さんにも恵まれ、予防歯科でユニットの予定が取れないほどのクリニックです。つくづく思いますが、大きな借金を背負い、腕一本で勝負するのはロマンかも知れませんが、その分リスクも大きくなります。施設や医療機器、患者様やスタッフまで引き継げる承継開業という選択肢もあるのではないかと思います。上手く引き継げれば初年度から利益を出すことも可能です。
承継のパターン
子息子女などの身内への承継、従業員への承継、第三者への承継パターンが考えられます。子供が歯科医になっても、都会へ出て行ったきりで、大学のある地域に根付いてしまったり、そもそも歯科でない医師になったり、親子の関係がぎくしゃくしていたり、身内承継は上手くいけば最高ですが、親子承継しないケースも多数あります。そこで業績の良い院でも、第三者承継、つまりM&A案件としてマーケットに出てきます。


居抜き物件との違い
歯科医院の場合、インターネットを検索すると「歯科医院 居抜き物件」がたくさん出てきます。では、M&A案件とどう違うのでしょうか。一般的に「居抜き物件」は、設備や医療機器をそのまま引き継げる点は同じですが、既に閉院をした院又は閉院期限が決まっており、スタッフや患者様の引継ぎが無いケースが多い承継の仕方です。安く開業できる点は魅力で最近首都圏では増えてきています。
一方、M&A物件は、まだ院長が現役で診療を行っており、患者様が付いています。そのため、カルテやスタッフを丸ごと引き継げる点から営業権を評価して、譲渡価格に上乗せされるため、居抜き案件より高くなります。前院長と新院長の並行助走期間を長く設けることで、患者様の承継確度を高めることができたり、スタッフとの信頼関係の橋渡しが可能になるなど、お金がかかる分スタートが安定します。
それぞれメリット、デメリットがありますが、歯科税理士東京Smileでは幅広くご相談に乗れますので是非お尋ねください。


個人院と医療法人の承継
第三者承継案件で売りに出ているクリニックには個人立のクリニックと医療法人があります。
個人立のクリニックを承継する時は、全く同じ建物、同じ名称、同じスタッフを引継いだとしても、旧院長の診療所を廃止し、新院長による全く別の診療所を開設することになります。旧院長の時に発生した権利や義務は新院長には引き継がれません。スタッフとの労働契約を含め全ての契約行為は改めて契約が必要になる一方、承継前の債務や訴訟リスクなどを引き継ぐことはありません。
カルテなどの情報については、「合併その他の事由による事業の承継に伴って個人データが提供される場合」(個人情報保護法第23条第5項第2号)に該当し、第三者への提供に該当しないため、患者の同意が無くてもカルテは引き継ぐことが可能であると解されています。ただ現実的には、承継の院内掲示、何らかの患者の同意取り付け、患者様相談体制の告知、新旧院長との並行診療引継ぎ期間をある程度取る必要があると考えています。
医療法人を引き継ぐ場合については、旧法の「出資持分あり医療法人」を引き継ぐケースが多いと思います。その場合、出資持分を買い取り、社員となり理事長に就任することで、財産権と経営権を承継することになります。全ての権利義務を引き継ぐことになり、関係者と新たな契約を締結する必要ありませんが、債務や簿外債務、行政への届出書類の未届け、違法建築状態、旧院長時代の訴訟リスクなど出資持分譲渡契約の表明保障などで細かく条件を取り決めておく必要があります。
歯科税理士東京Smileでは、医業承継を手掛けています。是非無料相談をご活用ください。
節税対策
ここでは、クリニックにおいてよくある節税方法の一例をご紹介します。
クリニックにおいてよくある節税方法の一例をご紹介しますが、留意すべきなのは、事業を経営していくうえで節税がどの程度の重要性を持っているのかを一度きちんと確認するということです。節税を考えるのと同時に、ぜひ長期的な視野を持って、ご自身のクリニックの将来について考える機会を持っていただきたいと思います。歯科税理士東京Smileでは、会計税務だけでなくお客様の経営のパートナーとして、皆様のお役に立ちたいと考えています。
お客様の声
歯科税理士東京Smileのお客様、檀上歯科医院様にインタビューさせて頂きました。

- ミネルバ税理士法人
- 院の特徴を教えてください。
- 檀上歯科医院
- 檀上歯科医院では、予防歯科に注力することで、極力「痛くなく、削らず、抜かない」歯を守る治療を優先し、 一生涯にわたって自分の歯でおいしく食事ができるお手伝いを心掛けています。開業して2年目のため、きれいで清潔な治療環境を整えています。
- ミネルバ税理士法人
- 独立された理由はなんですか。
- 檀上歯科医院
- 歯科医になったからには、いつか独立したいと考えていました。勤務医として経験を積んできましたが、勤務先のクリニックで事業承継の話が出てきて、それまで診てきた患者様を引き継ぐ形で開業できることになったため、独立を決心しました。
- ミネルバ税理士法人
- ミネルバ税理士法人を選んだ理由を教えてください。
- 檀上歯科医院
- 独立開業をするにあたり、開業資金の資金調達に不安がありました。そこで、ミネルバ税理士法人のコンサルタントに相談したのですが、資金調達に関するサポートはもちろん、スタッフの労働条件や助成金の活用など、経営に関する幅広いアドバイスをいただくことができました。
- ミネルバ税理士法人
- 現在当社のサービスはどのように役に立っていますか?
- 檀上歯科医院
- 毎月、会計資料を送付すると、1週間で試算表をいただけるので、現在のクリニックの状況をすばやく、手間なく把握することができています。また、定期的に資金の流れを整理して伝えていただけるので、安心して患者様の治療に取り組むことができています。

歯科税理士東京Smileのお客様、井上歯科ハマダヤマ様にインタビューさせて頂きました。

- ミネルバ税理士法人
- 院の特徴を教えてください。
- 井上歯科
ハマダヤマ
-
開業するにあたり、地域のみなさまに当院がどのような形で貢献できるのかを真剣に考え、「早朝7時30分から、土曜・日曜・祝日も診療」、「治療が終了した人・虫歯がない人も予防で通える歯科」を特徴としました。地域のみなさまに愛される歯科医院にしていきたいと考えております。
「毎回、プライバシーが守られた個室で、対話しながら治療する環境を提供できる」ということが当院の大きな特徴だと思います。
開業する際、ユニットは2台置けるところをあえて1台にしました。スペースがそんなに広くない為、きっちりと2台を置くよりも、1台に厳選し、患者様のプライバシー空間を守る“1台で個室のみ”というスタイルにしました。
小さな配慮かもしれませんが、「ユニット横に治療中の患者様専用のキッズスペースを設け、子どもの気配を感じることのできる工夫をしました。」また、「ご家族用の椅子を設け、子どもの治療をご家族が隣に座りながら見ることができる(説明を聞くことができる)ように工夫しました。」当院での治療時間は、このような空間で患者様専属の歯科医師となり、対話しながら治療を提供できるという点が喜ばれていると思います。
- ミネルバ税理士法人
- 独立された理由はなんですか。
- 井上歯科
ハマダヤマ
-
大学卒業後より、将来的な独立を視野に入れたキャリアプランを立てていました。
母校の口腔外科の医局に入り、骨再生の分野で博士号を取得しました。
その後、開業後の様々な状況を想定しながら、郊外の患者様の多いクリニックや都内で分院長を務めるなど経験を積みました。
「患者様に、なるべく自らの健康な歯で、人生を長く楽しんでいただきたい」
そう願う中、14年の臨床経験から、歯科医師として患者様にしっかりと長年にわたり寄り添う必要性を感じました。虫歯になった一時の治療だけではなく、予防も含め、困った時に相談でき、患者様の成長にあわせてご相談いただけるようになることが必要だと思いました。また、患者様のそれぞれの生活スタイルや趣味嗜好、習慣を知ったうえで、加療していくことがとても大切だと考えるようになりました。
このような理想の治療を目指し、地域のみなさまに貢献できるよう、独立開業いたしました。
まだ、開院したばかりではありますが、この医院での経験を糧として、今後は分院の展開も視野に入れ一歩一歩頑張っていきたいと考えています。
- ミネルバ税理士法人
- ミネルバ税理士法人を選んだ理由を教えてください。
- 井上歯科
ハマダヤマ
- 開業された先生が書いているブログにミネルバ税理士法人が紹介されているのを拝見し、興味を持ちました。実際に事務所へ訪問し、品川区で一番大きな会計士事務所ということを知り、安心することができました。また、それ以上に、訪問時にみなさんが立って挨拶をしてくれたことには、びっくりしたと同時に真面目に仕事をしてくれるのではという印象を持ちました。歯科の会計は専門的な部分もあり、歯科に特化している会計事務所であるという点も決める大きなポイントとなりました。
- ミネルバ税理士法人
- 現在当社のサービスはどのように役に立っていますか?
- 井上歯科
ハマダヤマ
- まずは、患者様としっかりと向き合い、地域医療に貢献したいと思っていた為、会計関係はプロにお願いしたいと考えていました。不慣れな税務署への手続きや、毎月の税務・会計に関する業務をお任せできるという点で非常に助かっています。将来的に法人化を検討する際や、分院展開についても相談に乗って頂けるということで安心しています。他にも家族が経営のサポートをしてくれているので本当に感謝しています。関わる人たちが力を合わせて、地域に密着した「地域のみなさまに愛される医院」にしていきたいと思っています。
